東京都で3日、新型コロナウイルスの新規感染者が120人以上となることが関係者への取材で分かった。
2日の107人を上回り、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。

ホストクラブなど「夜の繁華街」の従業員のほか、20〜30代の若い世代を中心に会食を通じて感染が広がっている。
緊急事態宣言中だった5月2日以来の高水準となった。

新規感染者のうちおよそ50人は飲食店が集まる新宿エリアでの感染とみられる。


都内では5月25日に緊急事態宣言が解除され、6月に入って新規感染者が増加傾向になった。19日には飲食店などへの営業自粛が全面的に解除された。
新宿エリアのホストクラブなど接客飲食業の従業員らで多くの感染者が判明するようになり、24日には新規感染者が50人を超えるようになった。

最近では池袋エリアの接客飲食業でも感染が広がっており、都は「夜の繁華街」への外出を控えるよう都民に呼び掛けている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61110310T00C20A7MM0000/?n_cid=DSREA001