>>772 続き
「陸のコンコルド」、リニア新幹線の真実
9兆円をつぎ込む超高速列車の行く末   2018年8月30日
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/081500232/082400010/?P=4
>慶応義塾大学名誉教授の川村晃生は、その歴史を追い続けてきた一人だ。
「リニア実験線では、トンネルから出た500万m3もの残土の置き場に困った。
今回は5680万m3もの残土が出るが、どこに処分するのか」。
東京ドーム約50個分といわれる残土を置く場所がなければ、掘り進むことができず、
リニア計画は頓挫する。<
>なぜ、小さな早川町が、巨大工事を認めたのか。実は、昭和30年ごろ、ダム建設で町が潤った歴史がある。
だが、工事の終了とともに町は寂れていった。
今回、リニアに協力したことで、念願だった北東に抜ける道路が建設される。
盛り土方式で造られ、残土の処分場も兼ねる。だからだろう、JR東海が建設費の60億円超を負担する。
「まるで麻薬漬け。地域の自然がJR東海にしゃぶり尽くされている」。近隣の住民はそうため息をつく。<