7/5(日) 8:03
毎日新聞
 
 福島県教育委員会は3日、喜多方桐桜高校の教員が、国家資格である第1種電気工事士試験の申し込みをしなかったため、電気・電子科の生徒18人が10月4日の試験を受けられなくなったと発表した。

 申込期限は7月2日まで。3日に担当教員2人が手続き状況を確認し、申し込みをしていないことが発覚した。同校は同日、受験予定だった3年生10人と2年生8人、その保護者に経緯を説明し、謝罪した。同試験は年1度で、3年生は在学中に受験することができなくなった。

 同校は卒業後も資格取得をサポートするなど対応するという。県教委の担当者は「生徒の進路に関わる重大な事案。生徒の不利益になることがないよう、改めて各校にしっかり対応するよう通達する」とコメントした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200705-00000002-mai-soci