★東京都知事選 各政党の反応
2020年7月5日 20時37分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200705/k10012497901000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200705/K10012497901_2007052036_2007052037_01_02.jpg

※一部抜粋、全文はリンク先へ。

過去最多の22人が立候補した東京都知事選挙は、現職の小池百合子氏(67)が、2回目の当選を確実にしました。各政党の反応です。

■自民 岸田政調会長「東京都と政府 意思疎通が大事」

自民党の岸田政務調査会長は、NHKの取材に対し、「新型コロナウイルスへの対応は、特に東京で重要な時期を迎えており、
小池知事には都民の安心や安全のために全力をあげてもらいたい。そのためにも、東京都と政府が意思疎通を図っていくことが大事だ。
一方、今回の結果が、国政や衆議院の解散・総選挙の時期などに影響を及ぼすものだとは考えていない」と述べました。


■公明 佐藤選対委員長「4年間の小池都政 一定の評価下した」

公明党の佐藤選挙対策委員長は、記者団に対し「4年間の小池都政や新型コロナウイルスへの対応について、一定の評価を下したものと受け止めている。
また、延期となった東京オリンピック・パラリンピックについても、小池氏に委ねたいという都民の思いが表れたのではないか。
小池氏には、緊迫の度を増している新型コロナウイルスへの対策と経済活動を両輪で進めてもらいたい」と述べました。


■国民 玉木代表「現職変えるべきではないという声が大勢」

国民民主党の玉木代表は、NHKの取材に対し、「新型コロナウイルスが収束していない中で、対策の最前線に立っている現職知事を、
現時点で変えるべきではないという声が大勢を占めた結果ではないか。東京オリンピック・パラリンピックなども争点とされていたが、
個別の争点で賛否が分かれたのではなく、混乱を避けたいという民意が大きかったものと見ている。
与党が支援する小池知事が圧勝となったが、地方選挙と国政選挙は別物だと受け止めている」と述べました。


■維新 松井代表「われわれの力不足で完敗」

日本維新の会の松井代表は、NHKの取材に対し、「小野氏は知名度が低いなか頑張ったが、われわれの力不足で完敗だ。
小池氏が圧倒的に信任されたと受け止めている」と述べました。


■共産 志位委員長「市民と野党の共闘が発展した」

宇都宮氏を支援した共産党の志位委員長は、NHKの取材に対し、
「宇都宮氏は勝利出来なかったが、新型コロナウイルス対策の検査と医療の抜本的な充実など選挙で訴えた内容は、
都政の進むべき方向を示した道理のあるものだったと確信している。市民と野党の共闘が都知事選挙を通じて発展し、
連帯と信頼の絆が広がったことは財産だ。この共闘の流れを来たるべき衆議院の解散・総選挙に向けてさらに発展させていきたい」と述べました。