転機の銀行界を象徴する逆転だ。異業種参入組の代表格、セブン銀行のATM台数が2019年に大手銀行の合計を上回った。社会のデジタル化で伝統的な金融機関の営業網は必要性が薄れ、合理化の対象にさえなっている。退潮は世界共通で日本は人口減の制約も強まる。生活に浸透するコンビニATMも右肩上がりの未来は見えない。(佐藤史佳)

全国銀行協会によると大手行(3メガバンクとりそな銀行、埼玉りそな銀行)のATMは(以下有料版で、残り1332文字)

日本経済新聞 2020年7月5日 23:30
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO61179950V00C20A7NN1000?s=4