山形県は5日、山形、庄内両空港で来県者に対する検温を約2カ月ぶりに再開した。新型コロナウイルスの感染者が東京都などで再び増加している状況を踏まえた措置で、期間は未定。
 対象は羽田空港からの到着便。両空港の職員が到着口に設置したサーモグラフィーで体温の高い乗客がいないかどうかを確認した。5日は山形1便、庄内2便の乗客計155人を検温し、発熱者はいなかった。
 県は4月25日〜5月10日、空港や高速道路の休憩施設など7カ所で検温を実施。今回も37.5度以上の発熱者には、県の担当者が公共交通機関の利用自粛を促す。県内では4日、南陽市在住の20代男性の感染が2カ月ぶりに確認された。

河北新報 2020年07月06日月曜日
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