新型コロナウイルスの脅威がオランダを襲い始めた3月には、観光客などの多いアムステルダムでは、レストランやカフェのテラスで優雅に食事を始めた人達も強制的に追い出される映像がニュースで流れ、衝撃を受けた。3ヵ月半が経過し、小さな進歩をしながら営業形態を変化させていったオランダの飲食店の状況をお伝えしたい。

感染予防の条件付きで営業再開
6月1日から飲食およびホテル業務が条件付きで再開。それまでは宅配とテークアウトのみが容認されていたが、人数制限や手指の消毒、入店時の体調チェックや座席間のソーシャルディスタンスなどの徹底化条件のもとレストランなどが利用できるようになり、人々の表情も明るくなった。
https://news.nissyoku.co.jp/column/shiraga20200701