東京都の小池百合子知事は7日、ホストクラブなどで新型コロナウイルスの感染者が相次ぐ繁華街・池袋のある豊島区が今後、クラスター(感染者集団)の発生した店舗に対して休業要請に伴う協力金を支払う場合、都が財政支援する意向を示した。都庁で同区の高野之夫区長と面会し明らかにした。

 都は週内に新型コロナ対応の新たな補正予算案を公表する方針。小池氏は「夜の街対策は喫緊の課題。豊島区を一つのモデルケースとし、他の自治体への補助制度を構築したい」と語り、効果などを見ながら他の市区町村にも対象を広げていく考えを示した。協力金の全額を都が支援する方向で具体的な金額を検討する。

共同通信 2020/7/7 21:17 (JST)
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