羽幌町の天売島で7日、高熱の患者が出て新型コロナウイルスへの感染の恐れもあったことから、自衛隊のヘリが搬送しました。
 午後1時前、札幌の丘珠空港にはマスク姿、防護服姿の人が現れ、緊張感が漂いました。関係者によりますと、天売島で高熱を出した患者がいて、新型コロナウイルス感染の恐れもあることから、自衛隊が患者の搬送に協力したということです。任務が終わった後には、ヘリからカバーで覆われた搬送用の担架も運び出され、防護服を着た関係者を念入りに消毒する様子も見られました。ヘリで運ばれた患者は今後、感染の有無を調べるPCR検査を受けるとみられています。医療体制が脆弱な道内の離島で、新型コロナへの警戒と緊張が続いています。

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