【函館】サクラの名所として知られる函館の五稜郭公園は、最初にサクラの苗が植えられてから100年以上がたつ。今年初めて木に肥料を与える市民ボランティア活動「サクラの木へお礼肥」プロジェクトが行われ、記者も活動に参加した。


 五稜郭のサクラは、1914年(大正3年)に「函館毎日新聞」が1万号の発行記念にソメイヨシノの苗木7千本を寄贈し、郭内外に植栽されたのが始まりとされる。その後、23年(同12年)までに1万本まで増え、54年には「北洋博」に合わせてさらに植栽された。現在は約1600本あり、いずれも樹齢60年以上で、最も古い木は樹齢100年余りとみられる。

07/08 17:07 更新
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