政府は、14日の閣議で、新しい検事総長に東京高等検察庁の林眞琴検事長を起用する人事を決めました。
これは、稲田伸夫検事総長の退官に伴うものです。

新しい検事総長に決まった林氏は62歳。法務省の刑事局長や名古屋高等検察庁の検事長などを経て、東京高等検察庁の黒川前検事長が賭けマージャンの問題で辞職したことを受けて、ことし5月から、後任の東京高等検察庁の検事長を務めています。

また、林氏の後任の東京高等検察庁の検事長には、最高検察庁の堺徹次長検事の起用を決めました。

堺氏は61歳。東京地方検察庁の特別捜査部長や仙台高等検察庁の検事長などを経て、おととし7月から、最高検察庁の次長検事を務めています。

さらに、堺氏の後任の最高検察庁の次長検事には、最高検察庁の落合義和刑事部長の起用を決めました。

落合氏は60歳。東京地方検察庁の次席検事やさいたま地方検察庁の検事正などを経て、おととし2月から、最高検察庁の刑事部長を務めています。

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