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北海道沿岸 サンマ初水揚げも…

北海道東部の沿岸で行われる小型船による流し網漁で、国内ではことし初めてとなるサンマの水揚げが行われました。

北海道東部の沿岸の流し網漁は今月8日に10トン未満の小型船の漁が解禁されましたが漁はふるわず、これまで水揚げはありませんでした。

解禁から1週間たち、北海道東部の広尾町にある十勝港には地元の第八十八隆盛丸が戻り、15日午前1時半すぎから初水揚げを行いました。

漁業者によりますと水揚げされたのは合わせて100匹ほどで、重さにしておよそ10キロにとどまりました。

水揚げを行った漁業者は「商売にならないしこれからの漁もあまり期待していない。海水温が高く、サンマもいなくなっている。もう少しとれてもいいと思っていた」と話していました。

サンマは、競りが行われる釧路港に向けてトラックで運ばれました。サンマ漁は来月からは主力の棒受け網漁がはじまり、徐々に本格化します。

2020年7月15日 5時17分 NHK