0001夜のけいちゃん ★
2020/07/16(木) 11:12:07.09ID:I5fQC7NT9アフリカに柔道を広め、世界で人材育成に貢献している男性が松山市にいる。柔道家で国際交流事業コーディネーターの松下文治(ぶんじ)さん(73)。今回、日本文化を世界に伝える活動をしている人物として、小学5年の英語教科書(開隆堂出版)に掲載。歴史上の人物らとともに「さまざまなジャンルのヒーローたち」の一人として紹介されている。
マイ・ブラザー、ブンジ
松下さんは昭和45(1970)年に順天堂大学体育学部を卒業。同年4月、青年海外協力隊としてアフリカのザンビア共和国に渡った。
「ザンビアが独立を宣言したのは1964年10月24日。その日は東京五輪の閉会式でした。ザンビアの選手団が会場を1周するとき、『きょう、新しい国が誕生しました』と日本語と英語で紹介が流れたのをよく覚えていたので、まさかその国に自分が行くことになるとは思いませんでした」と松下さんは振り返る。
ザンビアの初代大統領、ケネス・カウンダ氏は日本から来た若者を「マイ・ブラザー、ブンジ」と大歓迎してくれた。松下さんは、高校時代から始めた柔道を生かして現地の警察学校で2年間、柔道を指導。カウンダ氏とは今も交流があるという。
イギリスで道場破り
青年海外協力隊の任期を終えた松下さんは、英語をマスターするため英国に3年間留学した。そこで目にしたのは勝敗にこだわる当時の英国の柔道だった。
「柔道はそんなもんじゃない」。礼に始まり礼に終わる日本の柔道が体に染み込んでいる松下さんには我慢できなかった。
「道場破りをしました。私は背負い投げが得意なので、180〜190センチの大男を次々に投げ飛ばした」
道場のオーナーは「英国にあなたのようなすごい人はいない」と驚嘆し、その場で雇ってくれた。
英国では1974年にブリティッシュ・オープン柔道大会に出場。軽中量級で銀メダルを獲得した。「優勝候補だったのですが、決勝ということで緊張していた。足が一歩、場外に出た。それで負けました。平常心を失うとバランスを崩すものです」
長文につき、後はソースで https://www.sankei.com/premium/news/200715/prm2007150005-n1.html