【AFP=時事】カナダの食料品店でマスク着用を拒否し、従業員に襲い掛かった73歳の男が数時間後、警官に撃たれ死亡した。公営カナダ放送協会(CBC)が16日、報じた。

この男は15日、トロントの北方約200キロにあるミンデン(Minden)の店で、新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるため法律に従ってマスクをするよう従業員に求められたところこれを拒否し、従業員に襲い掛かったという。CBCがオンタリオ(Ontario)警察の話として伝えた。

従業員の話によると、男はその後、逃走。通報を受け警察が駆け付けたが、「公共の安全のため」男の車を停止せず、ナンバープレートから男の自宅を特定した。

発砲には2人の警官が関与していることが、独立調査で確認されている。

オンタリオ州特別捜査班(SIU)によると、男は病院に搬送されたが間もなく死亡した。

SIUは現場から、半自動小銃1丁と拳銃1丁を押収、警官2人の銃も確保したと述べている。

【翻訳編集】AFPBB News

AFPBB News / 2020年7月17日 16時13分
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