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アメリカが「正義」ではないように
フランスが「博愛」の国ではないように
イギリスも「紳士」の国などではない。

「分割して支配せよ」はイギリスの統治技術の一つ。
統治者が被統治者間の人種,言語,階層,宗教,イデオロギー,地理的,経済的利害などに基づく対立,抗争を助長して,
後者の連帯性を弱め,自己の支配に有利な条件をつくりだすことをねらいとしている。

過去の植民地経営,支配にしばしば用いられ,イギリスのインド統治はその典型とされる。
現代でも,国際政治の分野だけでなく,国内における選挙 (都市票と農村票の分離) ,労働組合 (第1,第2組合の分裂) の対策など,
対立の契機を含んだ集団の制御に適用できる。

つまり世界中で起きている紛争の種を蒔いたのがまさにイギリス。
イギリスの狡猾さを見ると、自分で手を汚すアメリカの方がまだマシに思える。