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【熊本】球磨焼酎、のみ込んだ濁流 こうじにカビ、割れたかめ…創業140年危機 [爆笑ゴリラ★]

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0001爆笑ゴリラ ★
垢版 |
2020/07/21(火) 17:24:57.66ID:ryDTgaKY9?2BP(0)

7/21(火) 17:05配信
毎日新聞

祖父が仕込んだ古酒のたるに手を添える渕田将さん。たるはニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝から贈られたとされる=熊本県人吉市で2020年7月12日午後3時2分、高橋昌紀撮影

 九州豪雨で甚大な被害を受けた熊本県南部、球磨(くま)地方の特産品・球磨焼酎の蔵元の一つ「渕田酒造場」(人吉市)が、存続の危機にさらされている。約140年前に建てられた母屋をはじめ、製造施設が球磨川の氾濫で全て冠水。被害額は数億円とみられ、新型コロナウイルスで打撃を受けた老舗の経営にさらにのしかかる。次世代を担う蔵人(くらびと)の渕田将(しょう)さん(25)は、打ちひしがれながらも「伝統を絶やすわけにはいかない」と決意を固め、5代目社長の父将義さん(63)と再建に奔走する。

【20日の一斉捜索の様子】

 人吉市全域が戦場となった西南戦争(1877年)翌年の創業。格子が趣深い町家造りの母屋と球磨川の距離は200メートル足らずで、4日早朝に氾濫が始まると、浸水はあっという間だった。将さん一家は決算書やパソコンを母屋の上部に移動させたが、迫る水に危険を感じ、道向かいの3階建ての自宅へ避難し、そこから母屋などがのみ込まれる様子を目の当たりにした。

 幸い5人の社員は全員無事だったが、約3メートル水につかった母屋は泥だらけに。焼酎を寝かせる貯蔵タンクも約20本なぎ倒されていた。中身の状態はまだ確認できていないが、将さんは「多分だめだろう。これで売り物がなくなったとがっくりしました」と語る。

 球磨地方の焼酎造りは室町時代の16世紀前半に始まった。原料は米だけで、人吉・球磨地域の地下水を仕込みに使う球磨焼酎は、沖縄の泡盛やフランスのボルドーワイン、英スコットランド地方のスコッチウイスキーなどと共に、世界貿易機関(WTO)による地理的表示の産地指定を受け、ブランドとして国際的に保護されている。

 将さんは一時期を過ごした東京を離れ、帰郷した4年前から家業と本格的に向き合った。渕田酒造場は1926(大正15)年の「第1回全国酒類品評会」で名誉大賞を受賞し、昭和天皇が31(昭和6)年に来県した際は献上酒に選ばれた由緒ある蔵元だ。父が、そしてその前は祖父、曽祖父らが立ち働いたのと同じ場所で将さんも汗を流し、ひいきにしてくれる顧客らと付き合ううち、歴史の重みや、6代目と期待される責任を感じるようになった。

 ◇設備再建だけで2億円超

 渕田酒造場の焼酎は、飲みにくい「くせ」を極力抑えた優しい味に特徴がある。しかし、今回の豪雨で酒造りに欠かせないこうじは青カビが生え、仕込み用のかめは割れてしまった。被害の詳細はまだ確認中だが、設備再建だけでも2億円以上が必要とみる。新型コロナウイルスの影響で飲食店向けの出荷が振るわず、5、6月の売り上げが例年の3割台に落ち込んだ中での被災だった。

 創業以来の危機に直面する将さんらを勇気付けるのは仲間たちの有言、無言の励ましだ。連日、旧知の居酒屋店主らが片付けを手伝う。母校・秀岳館高校(熊本県八代市)の後輩も駆けつけてくれた。「これほど助けてもらって、簡単に諦めるわけにはいかない」

 作業のさなか、貯蔵庫の中で奇跡的に破損を免れた木製のたるを見つけた。40年以上前に祖父が仕込んだ米焼酎の古酒。将さんには先祖からの激励に思えた。「再建を果たし、新たな焼酎をみんなに飲んでもらいたい。それがあらゆる人への恩返しです」

 ◇27蔵元の被害、なお不明

 27の蔵元が加盟する「球磨焼酎酒造組合」によると、渕田酒造場など人吉市と球磨村の蔵元計3カ所が今回の豪雨で製造施設を失った。その他の酒蔵も出荷前の商品が損壊するなどしたが、被害の全体状況は不明という。

https://news.yahoo.co.jp/articles/79ef1e927d0f53a2f24d78343959018deed7fab4
0002不要不急の名無しさん
垢版 |
2020/07/21(火) 17:25:52.67ID:IWeMgQeD0
洪水と共に
0003不要不急の名無しさん
垢版 |
2020/07/21(火) 17:26:05.16ID:TzhSi62o0
潮時なんじゃね
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