7/22(水) 9:55
読売新聞オンライン
 
 公用車のタイヤを自家用車に装着したとして、岩手県は農林水産部の男性職員(43)を4月24日付で停職6か月の懲戒処分とし、職員は同日に依願退職した。

 20日の発表によると、元職員は昨年5月、公用車のスタッドレスタイヤを交換した際、外したスタッドレスタイヤ4本をホイール付きのまま自宅に持ち帰り、同年11月に自家用車に装着。かわりに、自家用車につけていた古いスタッドレスタイヤを公用車に装着し、県に新しいタイヤを購入させようとした。

 公用車のタイヤ交換時期が予定より早まったことなどから県が事情を聞いたところ、不正使用を認め、「自家用車のタイヤ購入費が必要なくなると思った」などと話した。県は被害額が少ないことなどから刑事告訴はしない方針。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200721-00050304-yom-soci