札幌市円山動物園は7月22日、シセンレッサーパンダの「ギン」(メス、8歳)が死んだことを発表しました。
 
 高さ2メートルほどの枝から足を滑らせて落下したことが原因とみられています。

 円山動物園によりますと、22日午後3時44分、飼育員が室内展示場の床で横になって動かないギンを発見。駆けつけた獣医師により死んだことが確認されました。
 
 ビデオを確認したところ、午後3時28分に高さ約2メートルの枝から足を滑らせて落下したことがわかりました。

 解剖の結果、顕著な出血や骨折は認められず、落下による「ショック死」だとみられます。

 「ギン」は7月4日にも、室内の可動式のつり橋に飛び移ろうとして観覧スペースに落下していましたがケガもなく、22日朝も日中も元気に動き回っていたということです。

 円山動物園の加藤修園長は、「大切な動物を死亡させてしまい大変申し訳ございません。動物舎の状況も含め、シセンレッサーパンダの飼育環境をしっかりと確認し、同様のことが発生しないように、対策を行ってまいります」とコメントしています。
 
 円山動物園では、23日朝から動物園センター受け付け前に献花台を設置することにしています。


yahooニュース(UHB) 7/22(水) 20:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce23b29d4dc4b7744c869865cf72230359619bd1