https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200724/KT200723FTI090014000.php

職員1人の新型コロナウイルス感染が20日に確認された長野銀行小諸支店(小諸市)で23日午前1時10分ごろ、
警備会社の装置が異常を感知し、正面入り口横の窓ガラス1枚が割れているのが見つかった。
店内にはコンクリート片があった。小諸署は器物損壊事件として、職員の感染との関連も視野に捜査している。

割れたのは幅約1・4メートル、高さ約2・3メートルの強化ガラスで、大人の腹から胸の高さに約30センチ四方の穴が開いた。
関係者によると、見つかったコンクリ片は先端が鋭利で、窓の付近に転がっていた。長野銀行によると、異常を感知した
23日午前1時すぎは無人で、金品に被害はなかった。

同行は20日、小諸支店に勤務する20代男性職員が新型コロナに感染したと発表。21日は臨時休業にして店内を消毒し、
消毒作業完了を受けて22日に営業を再開していた。