0001ブギー ★
2020/07/24(金) 17:23:11.15ID:J5Iwtfzw9消毒ロボと福井一夫さん
アルコールシュッ太郎の説明をする福井一夫さん=大阪市浪速区の「エスタ5」
「アルコールシュッ太郎」と名付けられたこのロボットを考案したのは、大阪府立南大阪高等職業技術専門校で非常勤講師を務める福井一夫さん(68)。手動の消毒液噴霧器は手の不自由な人に使いづらいと知ったことに加え、便利な自動噴霧器が感染が拡大した時期に一時品薄になっていたことがきっかけで開発に着手した。
自作できる消毒ロボ
手を近づけると消毒液が噴霧される
噴霧口から20〜30センチまで手を近づけると測距センサーが働いて電流が流れ、組み込んである手動噴霧器のレバーをモーターで動かす仕組み。電池式でオンオフの切り替えもできる。「理論は難しいけれど、センサーとモーター、電池をはんだごてでトランジスタにつなぎ合わせるだけなので、配線自体は難しくありません」。手軽さを考えて材料費は2千円台に抑えた。
製作にあたっては、消毒液にアルコールが含まれる場合が多いことから、電気コードが引っ張られて断線し、ショートした火花で引火する事故を起こさないよう配線に工夫が必要。直射日光が当たる場所に置くと、誤作動する可能性もある。
長時間の使用にどの程度耐えられるかのテストを兼ねて、試作モデルを福井さんの勤務先に設置したところ、生徒たちからも好評だったという。
このロボットを、エスタ5に所属する他のメンバーらも応援。名前の提案や使い勝手をより良くする小改造のアドバイスが寄せられた。作ってみたいという人に向けては、メンバーの一人が勤める日本橋の電子部品専門店「シリコンハウス」が部品を販売する。
組み立て説明書や必要な材料のリストは、7月1日に再開した同店3階の「ものづくり工作室」内に置いた。この工作室は、同店で2千円分以上の部品などを購入すれば工具なども無料で利用でき、スタッフの指導も受けられる。
https://www.sankei.com/west/amp/200724/wst2007240018-a.html