刺股や警棒などを使い、犯人役の警察官(右から4人目)の取り押さえを体験する参加者
https://static.sanyonews.jp/image/article/786x590/1/2/c/7/12c7a00602073827f5e39ec79804d04d_1.jpg


 岡山県警は24日、高校、大学生らを対象としたインターンシップ(就業体験)を岡山市北区玉柏の県警察学校で開いた。約50人が参加し、警察業務の模擬体験などを通して仕事への理解を深めた。

 参加者は警察官の指導を受けながら、敷地内の建物を使っての家宅捜索や喫煙していた少年の補導、道案内などに挑戦。犯人役の警察官を複数人で囲み、刺股や警棒を使って取り押さえる体験も行った。このほか、詳しい仕事内容や勤務形態などの業務説明、警察官への質問コーナーもあった。

 おかやま山陽高3年の女子生徒(18)は「刑事事件に加えて、交番での道案内やサイバー犯罪対応など、多岐にわたる業務があることがよく分かった」と話した。

 インターンシップは25日も行い、約40人が参加する予定。
(2020年07月24日 20時11分 更新)

https://www.sanyonews.jp/article/1034888?rct=syuyo