07月27日 17時09分

陸上自衛隊の19歳の自衛官が、同僚から現金20万円を盗んだとして、懲戒免職になりました。

懲戒免職になったのは、青森市にある陸上自衛隊青森駐屯地の第9通信大隊に所属する19歳の陸士長です。

陸上自衛隊によりますと、陸士長は去年10月ごろからことし3月までの間に、駐屯地の中にある自衛官が暮らす宿舎で、同僚の男性自衛官2人から複数回にわたり、あわせて20万円を盗んだということです。

現金がなくなっていることに気づいた2人が上司に報告し、自衛隊が陸士長から話を聴いたところ、盗んだことを認めた上で「遊ぶ金が欲しかった」などと話したということです。

陸士長は窃盗の疑いで、書類送検されています。

第9通信大隊の小澤広道大隊長は「隊員がこのような事案を起こしおわび申し上げます。隊員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

また、陸上自衛隊は青森地方協力本部に所属する40代の1等陸曹の男性について、去年8月、職場で部下の男性の勤務態度に腹を立て、座っていたいすを蹴って男性を転倒させたとして、27日付けで減給30分の1、1か月の処分としました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200727/6080009254.html