>>77
この時イギリスはドイツ国内に於ける一つの致命的な対立分子、
――ユダヤ人問題を最も老獪に利用し、之を煽動指嗾して、
遂にこのユダヤ主義は、ここにドイツの精神力を唯物的に批判しこれを冷笑し解消せしめ、
更に全体国家をブルヂョア階級とプロレタリア階級に分析した。

ここにユダヤの恐るべき経済力は、巧みにドイツの富有階級を利益の為の利己主義者と化せしめ、
一方食なく無産階級にいは、無神論と、反国家的革命思想を強制し煽動し、絶叫せしめた。

これよりさき、大戦勃発するやイギリスはユダヤの経済力と妥協し、かのバルフォア宣言なるものをもって、
ユダヤの故国パレスタインの解放譲与を約し、かくてユダヤ民族はこのイギリスの政策に操られ、
猛然ドイツ国家の崩壊に全力を傾倒した。

彼等はその豊富なる財力の武器をもって、市民、労働者、軍隊に対し、
反国家的思想を宣伝すべき、新聞社、公共機関等を忽ち独占した。