宿泊したホテルで無銭飲食をしたとして岡山南署は29日、詐欺の疑いで、倉敷市、無職の男(54)を逮捕した。同署によると、容疑者は部屋にあったシーツやカーテンを複数枚結んで高さ約11メートルの4階の部屋の窓から外に下ろし、それをつたって逃げたという。

 逮捕容疑は、5月27日夜から朝にかけ、所持金が1円しかないのに岡山市南区のホテルで酒やつまみなどを注文し、翌朝、飲食代6750円を支払わずに逃げた疑い。「ホテルは利用したが、金を払わず出た記憶はない」と容疑を否認している。

 ホテルからの被害届を受け同署が防犯カメラの映像などから割り出した。同区の別のホテルでも28日に無銭飲食の通報があり、関連を調べている。
(2020年07月29日 16時37分 更新)

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