日本一短い川の「ぶつぶつ川」 大水害時は「命の水」に
7/30(木) 13:24
配信 朝日新聞

 昨今の豪雨による水害からは、人間と河川との付き合い方を考えさせられる。普段は穏やかに見える川が「暴れ川」に姿を変えることもあれば、水不足時に命の水となることもある。

【写真】ぶつぶつ川の川底から湧き出る気泡を指さす畑中利之さん(右)と桑原暁一さん。「みずのみば」の看板は一昨年6月、地元の下里小学校の児童らが地域学習の一環で取り付けた=2020年7月16日、和歌山県那智勝浦町

 数ある川のうち、日本一長い川は信濃川(全長367キロ)。では日本一短い川は? 答えは、和歌山県那智勝浦町の粉白(このしろ)地区を流れる「ぶつぶつ川」だ。河川法に基づいて指定された川としては最も短く、全長13・5メートル、川幅は1メートル前後。水深30センチに満たない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c354b208a87ab6746df8440a7e0d89179816b934