>>17
謀略に関しては、所詮、米国は中国の敵ではなかった。
国土安全保障省を出さなくなった時点で、
米国の負けは確定したんだと思う。
ウイルスに関しては、何処までが計算ずくなのか知らないが、
BLMから一連のアンチ警察の流れは、
中国が完全に一本取った形になった。

米国は今まで幾つものミスをしている。
日本を警戒するあまり、日本の優秀な人材を潰す方に向かった。
これは日本のみならず、米国国民にも大きなマイナスになった。
日本が力を持っていた時代には、
日本が間に入っていた時代は、
ワンクッション置いていたので、
謀略をマトモに食らわずに済んだ。

これは俺も最近知ったのだが、
ブッシュ政権下のシンクタンクで外交政策に関わっていた「アジア専門」が、
中国と言うものがどんな国か分かっていなかったというのである。
「孫子の『兵法』を初めて読んでみた。中国が謀略国家だと初めて知った」
こんな状態でアジア戦略が作られていたのである。
ちなみに日本のアマゾンで「孫子」で検索すると、
これまたすごい量の孫子本が登場する。
「漫画孫子の兵法」から、戦略研究、中国思想専門書に至るまで、
選り取り見取り状態である。
間違いなく、世界で一番の孫子好きは日本人だ。

中国が日本に敵対的行動を仕掛けてくるのもわかる。
中国からすれば、日本が戦略上邪魔になるのだ。
そこで日本を牽制し、米国に取引を持ちかけていったのである。
こういった戦略戦術を米国人は全く理解できていなかった。
中国から見れば、米国と謀略戦争するのは、
赤子の手を捻るより簡単だったのかも知れない。