>>39
原子力発電所は日本では必ず海のそばにあります。
何故でしょうか?それは、余分な熱を海に捨てるためです。

原発で発生する熱(すなわち核分裂で発生する熱)の2/3は温排水として海に捨てられ、発電に利用される熱はわずか1/3にすぎません

これは原子力発電の原理なのです。


原子力発電所では、海に捨てられる熱が実際に使われる熱の2倍にもなるのですから
専門家からは、原発の主要な働きは海温め装置であると宣言している。


では原発は海水をどの位温めるのでしょうか?

標準的な原子力発電所は1分間に70から100トンの海水を冷却水としてくみ上げ、温排水として海に戻します。

55基の発電所から流される温排水は1年間で約1000億トンにも達します。
原発はこの水を7度温めて海に戻すことになります。

日本の全河川の水量は4000億トンと計算しますと、全ての川の水を約2度程度上げて海に流すことに相当するのです。