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ジャイアント・ホグウィード
https://news.biglobe.ne.jp/smart/amp/trend/0613/kpa_180613_7045928149.html
皮膚がただれた写真が多数なので注意。

猛毒植物。セリ科の多年生植物。
2メートル以上の高さに成長する。
コーカサス、中央アジア原産。
シャク(ヤマニンジン)と似ているため、注意が必要

ジャイアント・ホグウィードの樹液には、
光線過敏を引き起こすフラノクマリン類の化合物が含まれている。
人間の皮膚に接触すると、皮膚が光に極端なまでに敏感になる。
フラノクマリンが太陽の光を吸収し、危険な波長を再放出する。

ソラレン、5-メトキシプソラレン、8-メトキシプソラレンといったフラノクマレン類は、
紫外線近くでは強力な光感作用を引き起こす。
これによって48時間以内に酷い水ぶくれができる。

水ぶくれは非常に痛くやがて傷跡となり、数ヶ月から6年も消えない。
また樹液が目に入ると失明の恐れもある。

子供などがうっかり触ってしまい大変な目に
遭った事故は枚挙にいとまがない。
かなり危険な植物で、触るとひどい火傷状態となる。
熱いものに触れた時とまったく同じ火傷である。

カナダではバイオハザード扱い。
動物にも危険。しかも、例えばその植物の中を
駆け回った犬に不用意に触れたりすれば、
それでも症状が生じる恐れがある。
しかもなかなか治らない。
症状は治まっても、長期間痕の残る傷となる。