・直近週における熱中症による救急搬送人員数は3073人(2020年7月20日〜7月26日)。

・年齢階層別では乳幼児が0.4%、少年が7.8%、成人が32.0%、高齢者が59.7%。

・地域別では大阪府の292人がもっとも多く、次いで愛知県の244人。

総務省消防庁は2020年7月28日、同年7月20日〜7月26日の1週間における熱中症による救急搬送人員数が3073人(速報値)であることを発表した。消防庁が確認している今年の累計人員数は1万2294人(速報値)となっている。初診時に熱中症を起因とする死亡者は今回週では5人が、3週間以上の入院加療が必要な重症判定を受けた人は67人が確認されている。なお前年2019年の同時期における熱中症による救急搬送人員数は4323人(確定値)で、今回週の人員数はそれと比べると1250人少ない。

昨年に続き今年の夏も法的拘束力のある電力使用制限令、または数字目標のある節電要請、さらに数字目標無しの節電要請ですら必要は無い。しかし震災から9年が過ぎた今なお、電力需給の観点で不安な状況が継続していることに違いはない。

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200728-00190455/