統一まで10年10か月10日
8/7(金) 16:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/af6ff52718e9fb91564bfbd0d4c5e09a1c18c2bf

 貿易戦争やサイバー戦争などで対立を深める米国のドナルド・トランプ政権と中国の習近平政権。「新冷戦」は、いつ「熱戦」になっても不思議ではない。コロナ禍のなかでも東シナ海や南シナ海、台湾海峡などで領土的野心を隠さない中国に対し、米国も空母など戦力を展開して対抗している。軍事衝突の引き金や主戦場はどこになるのか。

 中国人民解放軍国防大学の李大光教授は香港の親中系雑誌「紫荊」8月号に発表した寄稿で、中国軍は8月に南シナ海で、台湾が実効支配する東沙諸島の奪取を目標とする大規模な上陸演習を行うと指摘した。

 また、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(英語版)は南シナ海の特集記事を掲載、北京大学系シンクタンク「南シナ海戦略的状況調査イニシアチブ」の胡波主任は、「現在の中米関係を考慮すると海・空域で事故が起きた場合、効果的に管理できず、エスカレートする可能性がある。米中間の軍事的な衝突を巡る不透明要因が大きく、リスクは高まっている」と語った。両軍が南シナ海で遭遇する頻度は1日数回、年間で1000回以上になるという。

 東シナ海の沖縄県・尖閣諸島、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島、西沙(パラセル)諸島、さらに前出の東沙諸島、台湾海峡などで中国の脅威は高まっている。

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