東北新幹線の列車内で正当な理由なくハサミを持っていたとして、32歳の自衛官の男が逮捕されました。男はハサミを持ってトイレに閉じこもったため、東北新幹線に45分の遅れが出ました。

 青森駐屯地に勤務する陸上自衛隊の手塚和貴容疑者は9日午後、大宮駅に向かう東北新幹線の上り列車で正当な理由なくハサミを持っていた銃刀法違反の疑いが持たれています。警察によりますと、手塚容疑者は上司から降車することを告げられると、いきなりバッグから刃体の長さが9センチのハサミを取り出し、無言でトイレに閉じこもったということです。その後、警察官の説得に応じてトイレから出てきました。乗客や乗務員などにけがはありませんでした。手塚容疑者は「護身用にハサミを持っていました」と容疑を認めていて、警察はトイレに閉じこもった理由などを調べています。

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