新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が生じた松江市の私立立正大淞南高サッカー部が、7月下旬以降に大阪府と鳥取、香川両県に遠征していたことが10日までに分かった。市は、同校の生徒や教員ら全員をPCR検査の対象とし、残る約200人の検査を進めた。

 松江市によると、サッカー部は7月23日から8月6日までの間に大阪府や鳥取県、香川県で練習試合をしていた。8日に感染が判明した男子部員は、一連の遠征には同行していなかった。市は遠征参加メンバーの人数など詳細を調べる。

 サッカー部は7日に松江市営運動施設を利用したため、市は10日、施設のトイレなどを消毒した。

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