年一回の送り火のために多大の準備を要し、切り出しのほかにも各所の下草や雑木の刈り取り、近年比較的入手困難な麦わらの確保、
火床の維持管理など多岐にわたるものであり、また地元民も現在は農民というわけではなく作業への慣れの問題もあり、負担は大きい

2004年『京都・火の祭事記』によれば中心メンバーはほぼ毎週の土曜日曜、その他は年間平均約10日をボランティアに充てている

送り火当日の作業人員は総計約300名。雨への備えのため、火床への薪上げは当日まで行われない。
かつて作業者は1週間前から沐浴・酒肉断ちなどを行い、当日には1束10キログラムの薪束を一人2束担いで1.5キロメートルに及ぶ山道を4回登ったというが、
1972年にはこれに代わり約400メートルのリフトが設置され、途中からはそれを用いている