>>54
それが、
「皆さんこれが最後です。 さよなら、さよなら」
というものです。
11名の女子は、この電文のあと、全員足を縛り、手にした薬包紙に包まれた青酸カリを口にしました。
ソ連兵が電話交換室に乱入してきたとき、そこに裾が乱れないように足を縛り、きれいに並んで死んでいる11名の乙女たちの姿がありました。

ソ連兵はひとりひとりの状態を丹念に調べ、まだ息のあった女性二人を救出しました。
けれど残りの9名は還らぬ人となりました。

このことから戦後にアホな学者などが、
「真岡郵便局の女性たちは、 何も死を選ぶ必要がなかった。
 なぜなら2名の女性は、ソ連兵によって救助され、命をながらえている。 彼らは悪魔ではない。」
などときいたふうなことを述べています。
そういう連中は「人でなし」だと私は思います。

ソ連兵に限らず大陸の兵にとって、強姦と略奪は給料のようなものです。
青酸カリを飲んで、仮死状態になっている女性では
ソ連兵にとっては戦利品となりえなかったというだけの話です。残酷だけれど、それが事実です。