最初の嘘は大概の人が信じる。しかし、2回、3回と繰り返せば「あいつは嘘つきだ」
というレッテルを貼られ、誰からも相手にされなくなる。「オオカミ少年効果」と
言ってもよいであろう。

そのような状況の中で、米国民主党が懲りずに持ち出したのがウクライナ疑惑である。

メディアでも論評されているように、ウクライナ疑惑でクローズアップされたのは、
民主党大統領候補のトップを走る「バイデン氏のよからぬ行為」である。

しかも、今回のウクライナ疑惑をきっかけに、トランプ大統領は10月3日、ウクライナ
だけでなく中国に対しても「ジョー・バイデン前副大統領と息子のハンター・
バイデン氏について調査すべきだ」と詰め寄った。

もちろん、トランプ氏の主張も「疑惑」の段階だが、民主党が基本的に媚中であり、
共産主義中国が「賄賂作戦」で各国の指導者を手玉に取っていることを考えれば、
かなりの信憑性がある。

このブーメランによって、トランプ再選に待ったをかけるはずであったバイデン氏の
評判は地に落ちた。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67715?page=2