エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)の法人営業本部は8月4日(火)、タイのバンコクへ出張する法人企業の社員を対象に、新型コロナウイルス対策を講じた海外出張支援プランの提供を始めた。

 同サービスは、海外渡航前のPCR検査をはじめ、出張滞在中の感染症予防対策を確保した往路の送迎と宿泊施設、滞在中のPCR検査、帰国後の自主隔離に対応した送迎・宿泊斡旋などを行う。

 海外渡航前にはPCR検査を行っているクリニックで渡航日に合わせたコロナウイルス感染症の陰性証明書が取得できる。国ごとに異なる証明書記載方法にも対応。言語は日本語と英語、中国語の表記で発行する。
 
 なお、タイでは新型コロナウイルス感染症拡大防止の水際対策として、入国後14日間の隔離が義務付けられているため、宿泊はタイ政府指定の代替隔離施設に認定されたホテルとなる。HISでは、認定されたホテルの中から、アナンタラサイアムバンコクなどの4ホテルから15泊16日分の宿泊を手配する。このほか、到着時の空港からホテルまでの送迎と1日3回の食事、PCR検査をパッケージに含めた。

 ホテルは「アナンタラ サイアム バンコク」のデラックスルームを9万2000バーツ、日本円で約31万4000円(8月12日時点の為替による)などで用意した。手配手数料は別途となる。

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