2020年8月18日 05:00
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 17日午前10時10分ごろ、千葉県警から第3管区海上保安本部に「習志野市海浜公園南側の消波ブロックに船が乗り上げている」と連絡があった。千葉海上保安部によると、船に乗っていた船橋市の男性(84)が底引き網漁中に熱中症で意識を失い、船が流されたという。

 同保安部によると、男性は17日午前4時ごろ、同市の船橋漁港を出て1人で漁をしていた。男性は午前8時半ごろに帰港しようとした際、手足が動かなくなったと説明している。

 男性は船内で意識を失い、船は北西に約4キロ流されて消波ブロックに乗り上げたとみられる。駆け付けた救急隊員が男性を見つけて病院に搬送。男性は熱中症と診断された。船から油の流出はないという。