座礁船のインド人船長逮捕 モーリシャス沖、重油流出 | 全国のニュース | 福井新聞ONLINE
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2020年8月18日 午後10時11分

 インド洋の島国モーリシャス沖で日本の貨物船が座礁し大量の重油が流出した事故で、地元警察は18日、安全な航行を怠った疑いでインド人船長の男を逮捕したと明らかにした。船長は同日、裁判所に出廷した。

 乗組員20人は全員、貨物船を保有する長鋪汽船(岡山県)が手配し乗船していた。船長を含めインド人3人、スリランカ人1人、フィリピン人16人が乗船しており、全員救助され無事だった。

 船は商船三井がチャーターし、中国からシンガポールを経由してブラジルに向かっていた。現地時間の7月25日に座礁し、8月6日に燃料の重油が千トン以上漏れ出した。(共同)