2020年08月20日22時13分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082001141

 【ワシントン時事】米労働省が20日発表した新規の失業保険申請件数(季節調整済み)は、15日までの1週間で110万6000件と前週改定値から13万5000件増加した。3週ぶりに悪化に転じ、前週に割り込んだ100万件の節目を超えた。市場予想は92万5000件。

 3月下旬にピーク(約687万件)に達して以来、緩やかな下降基調をたどっている。ただ新型コロナウイルス経済対策の失業給付上乗せが7月末に失効。消費の落ち込みによる企業業績の悪化が雇用に響いている可能性がある。