新型コロナウイルス感染拡大により2月29日から無観客開催を続けている中央競馬の売り上げが、
8月8日の時点で前年同時期を上回った。

7月から一部の事業所で現金発売が再開されたとはいえ、
現在の発売チャネルはほぼネットのみの「一本足打法」。

現金発売は昨年の年間売り上げの3割弱を占めており、
無観客開催が長期化すれば大幅な売り上げ減が避けられないとみられていたが、その予想は完全に覆された。

地方競馬も今年4-7月の売り上げが前年同期比33.1%増で、伸び率は前年度(16.2%)の2倍以上。

コロナ不況は既に一般経済に濃い影を落としているが、競馬界への影響は小さいようだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62793530Z10C20A8000000/