北海道寿都(すっつ)町が原子力発電所から出る核のごみの最終処分場選定の入り口である「文献調査」への応募を検討している。町長は前向きだが選定のハードルは住民同意だけではない。核のごみの道内への持ち込みを拒む条例の存在も、今後の合意形成を複雑にさせている。調査に進めるかは不透明だ。

「国も困っている。財政上の魅力もある」。寿都町の片岡春雄町長は13日、地質調査などの前段階となる文献調査を受け入れる方(以下有料版で、残り1234文字)

日本経済新聞 2020年8月23日 20:30 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO62960640T20C20A8NN1000?s=4