３１日午前１１時半ごろ、高知県四万十市中村山手通の高知地検中村支部でトイレの一部を焼く火災があり、中村署は敷地内の駐車場でナイフを所持していた銃刀法違反の容疑で土佐清水市津呂、男性容疑者（９７）を現行犯逮捕した。地検に不満を持っていたとみられ、「（ナイフは）検察官と刺し違えるつもりで持っていた」と話しているという。中村署は火災との関連も調べる。

　中村署や四万十消防署によると、支部職員が「検察庁のトイレで煙が出ている。外部から来た者が何かしたようだ」と１１９番通報。１階男子トイレの個室（洋式）の便座や、壁と天井の一部（約８平方メートル）を焼いた。便器の中には、ふたの開いたオイル缶のようなものが残っていたという。...

2020.09.01 08:42　高知新聞
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