中標津町武佐にある67歳の男性の木造2階建ての住宅です。

午前7時ごろ、隣りに住む親族の男性から
「隣りの家の1階の窓から火が出ている」と消防に通報がありました。

消防車9台が出動し、火は約2時間30分後に消し止められましたが、この火事で住宅の内部が全焼し、家の中から犬2匹の死骸が見つかりました。

この家では男性と妻の2人に加え、ペットとして犬のパグとミニチュアダックスフントが生活していました。

 警察によりますと、男性と妻は1日から旅行に出かけていて、その間隣りに住む息子夫婦に犬の世話を頼んでいたということです。

2日朝息子の20代の妻が犬を散歩させた後、午前6時30分ごろに、1階居間にあった煙突付きの反射式灯油ストーブに点火。

 上には洗濯物が干してあり、警察はストーブ周辺の燃え方が激しいことから、ストーブが火元とみて調べています。

 2日朝の中標津町の最低気温は14.2度で、妻は「犬が寒いと思ってストーブをつけた」などと話しているということです。