英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が2日発表した今年の世界大学ランキングで、産業医科大(北九州市八幡西区)が評価基準の一つ「論文引用」で世界1位になった。

 THEは毎年、「論文引用」のほか「教育」や「研究」など5分野の評価に基づき、総合ランキングを決定している。文部科学省によると、これまでいずれの分野でも日本の大学が世界1位になったケースは把握していないという。

 同大は全国で唯一、産業医を育成。メンタルスヘルスや過労対策、アスベストなど労働現場での健康被害に関する研究に力を入れる。ランキングへの申請を始めた昨年は、論文引用で10位、総合ランキングで351〜400位だった。今年は論文引用が他の8校と同点の1位、総合ランキングは351〜400位。日本勢の総合ランキングでは7位から5位に上昇した。

 THEは順位付けの詳細な理由は明かしていない。同大関係者は「世界的に産業医学への関心が高まり、アスベストを使い続ける国も多い。総合大学に比べて規模は小さくても

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