>>747

加計学園絡みの、獣医学部新設の岩盤規制云々連中の
当時の議論を知っちょるんだがね。正直、岩盤規制アカンとか言ってた連中は
所謂石破4条件というか獣医師会的論理を殆どロンパ出来ちょらんかったんじゃないかね。
そもそも、獣医学部新設云々というが、
神社、コンビニ、歯科医、獣医の4つは、物凄く多いんやね。。
首都圏のオレの地元にも直系3キロ以内に、コンビニは少なくとも6件
歯科医6件、獣医4件ぐらいだったかな。。
まぁ何れにせよ、当時は「自由化」されて、過当競争に陥った
タクシー業界なんかと比較されちょったっけ。岩盤規制打破云々連中の
無暗に獣医増やして自由競争、優勝劣敗でガンガンやらしたればサービス良くなるで、
というのは、ウケなくなっちょったワケやね。
というんで、獣医ばかり増えても 少子高齢化が叫ばれるなかで需要は
先細りやろうというワケやな。
そもそも、国家戦略特区で獣医師新設という筋が、おかしいワケでね。
戦略特区法2条をみると、

> 第二条 この法律において「国家戦略特別区域」とは、当該区域において、
> 高度な技術に関する研究開発若しくはその成果を活用した製品の開発
> 若しくは生産若しくは役務の開発若しくは提供に関する事業その他の産業の
> 国際競争力の強化に資する事業又は国際的な経済活動に関連する居住者、
> 来訪者若しくは滞在者を増加させるための市街地の整備に関する事業その他の
> 国際的な経済活動の拠点の形成に資する事業を実施することにより、
> 我が国の経済社会の活力の向上及び持続的発展に相当程度寄与することが
> 見込まれる区域として政令で定める区域をいう。

とあって、少なくとも過当競争気味のペット獣医師の類を今以上に増やすことと
特区法2条の趣旨に合致するのかという話やな。寧ろ新たな分野というか
足りてないライフサイエンス分野等に限って、新設を1件認めようという
獣医師会側の主張に説得力が出ちゃった観もあったワケやな。
ライフサイエンス関連だと、今新型コロナ流行が言われちょるが、
例えば鳥インフルだとか、動物コロナ等の感染症対策もテリトリーに含まれる
であろうし、この方が国際的な取り組みを必要とするであろう。
そして、この方面の人材が、日本では足りてないというワケやね。
他方、安倍首相らは後日、有志は漏れなく全て獣医学部新設を認めるべきだと言い出したものの、
ボンボン新設しようにも、ライフサイエンス分野を指導できる教員が足らないという
から、ボンボン新設できるようなモンでもないというんだね。
そうすると、当時は加計か京産かという状況に、一時なっちょって両者比較なら
「不動産関連」の準備は確かに加計の方が先行しちょったんだけれども、
それまでの研究の実績という点では、海外の他機関との連携から
鳥インフルエンザ研究所というBSL3の施設運営実績を京産側が提示していたのに対し、
当時の加計側はの連携先は、地元の愛媛だかのナントカ牧場で実習をやらす予定、
という程度のものだったかね。どちらか1校ということであれば、研究実績の点では
明らかに京産側に分があったものだから、「平成30年4月開学」云々の
「おしりを切る」だとか「広域的」云々という、ネタが仕込まれたっちゅうんで、
エコ贔屓なんだと言われることになったんやろね。