>>469
>>693

特別区民は3割で特別区以外が7割だから、特別区の声が反映されずに、 「市のカネが流出する」と言うが、
7割が一箇所に固まった、「大阪周辺市」なるものが存在しているわけではない。
1割未満の市が大阪市の周りを取り囲んでいる。

大阪市と隣接している市を含めると大阪府全体の過半数を超える。
道路網も鉄道網も、大阪市域を中心に放射状に伸びていて、 周辺の市の共通利益は大阪市域になる。

例えば北摂にお金を使うとして、北摂だけに有益なら、大阪市域や東部、南部からストップがかかる。
逆に、大阪市域を飛び越えて、北摂と泉州が結託するようなことはほとんど考えられない。
せいぜい複雑な経緯で成立した水道くらい。

それぞれに共通して利益になるのは大阪市域の中心部。
中心部にとってもプラスになると判断されたら郊外のことも進む。

つまり、広域行政は、府と市を合わせた財源を大阪市域が主導権を持って進め、
大阪全体の利益を考えて、優先順位をつけて使う。