三重県は8日、50代から70代までの男女8人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

このうち7人は、クラスターが発生している鈴鹿厚生病院の看護師と入院患者です。

感染が確認されたのは、菰野町で1人、クラスターが発生している鈴鹿厚生病院で7人の合わせて8人です。

鈴鹿厚生病院で感染が確認されたのは、看護師2人と入院患者5人で、この7人は一度検査で陰性となっていましたが、その後発熱の症状がみられたため再び検査したところ、陽性となりました。

このうち50代の男性入院患者は健康観察中の6日夜、発熱の症状が現れたため再び検査を行っていましたが、急激に症状が悪化し7日に死亡が確認された後、陽性が確認されました。

死因は新型コロナウイルスによるものと診断されています。

県内で新型コロナ関連で死亡したのは、4人目です。

三重県の鈴木知事は「急激に重症化し死亡する事例もあり、さらなる感染防止対策に努めたい」と話しています。

鈴鹿厚生病院での感染者は、職員6人、入院患者42人の合わせて48人となりました。

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