>>133
9.
バクスター・インターナショナル・インクは、鳥インフルエンザの流行の暁には、
ヨーロッパ諸国に鳥インフルエンザのワクチンを提供するための契約へ応募している最中であった。
そのオーストリアの研究所は、 ヨーロッパの一八ヶ国に季節性インフルエンザワクチンを出荷した。
一人の検査技師が、 チェコ共和国に送られたバクスターの季節性インフルエンザワクチンの検査を行った。
そして、それらが高病原性の鳥インフルエンザ株によって汚染されていることを発見した。
その七二キログラムがである。
その分野の専門家によれば、レベル3の事前注意がきちんと機能していれば
そのような汚染は偶然には起こり得なかったにもかかわらずである。
この高度に感染性物質の破壊についての文書は、提供されていない。
オーストリア保健省大臣は、 その致命的なウイルス物質は破壊されたと主張しているにもかかわらず。 (事実、2008、2009)

10.
バクスター社の汚染ワクチン問題へのWHOの調査は、何の発見もなし、そして何の懲戒処分もなしの結果に終わった。
同じ事件に対するオーストリアの調査も、同じ結果に終わった。 (事実、2009)

11.
バクスター社は、今後のパンデミックに向けた豚インフルエンザワクチンの開発、
生産、普及における先導的な役割によって報われた。 (事実、2009)

12.
豚インフルエンザは、二〇〇九年四〜五月に初めて深刻な問題として公然と確認された。
メキシコで一六八名が、豚インフルエンザで死亡と、CDCとWHOによって確認された時である。
この数は後に、ほんの一六名の死者数に下方修正された。 (事実、2009)