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9日深夜から10日未明、自宅1階で友美さんの胸など上半身を複数回刺した進容疑者は、犯行後、息子である友美さんの父親に自ら電話していたことも分かった。

駆け付けた父親が大量の血を流して倒れていた友美さんを発見。110番通報し、事件が発覚。現場には刃物が残されていた。

福井県警は現場の状況から「親族による犯行」と当初からみていた。

「一般的に“目に入れても痛くない”というほどかわいい孫に手をかけるのは尋常ではない。」
「2人の関係性はもちろん、認知症など、高齢者特有の疾病がなかったかどうかも、今後調べることになるだろう」(警察関係者)

認知症についてある老人ホームグループの幹部は「初期だと周囲には認知症だと分かりにくいですが、『カネを盗まれた』『悪口を言っている』など被害妄想に陥り、攻撃性が高くなります。
うちのホームでも、面会に来た孫の顔を忘れて、『お前、誰だ? カネを盗みにきた泥棒か』と殴りかかるトラブルになったケースがある」と語る。

県警は、逮捕後の進容疑者については「裁判員裁判の対象事件になる」との理由で、認否や供述については公表しない方針だという。