菅義偉官房長官が自民党総裁に選出されたことについて、旧立憲民主、旧国民民主両党などで結成する合流新党「立憲民主党」代表に就任する枝野幸男氏は14日、「国会論戦から逃げて衆院を解散することはないと思うが、解散は受けて立つ」と対決姿勢を示した。

共産党の志位和夫委員長=東京都渋谷区で2016年2月、後藤由耶撮影

枝野氏は「年内いっぱいかかるくらい国会審議をしないと国民の負託に応えられない」と強調。菅氏の首相就任後、改めて国会を召集し、本格論戦の機会を十分に確保するよう求めた。共産党の志位和夫委員長は安倍政権の継承を掲げる菅氏について「国政を任せることはできない」と批判した。

毎日新聞2020年9月14日 19時37分(最終更新 9月14日 19時37分)
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